災害の時にも?
Fさん宅には,シーズーのジャンボ君とチワワのライ君がいます。2頭とも関節炎があるため,関節の炎症をとり軟骨を維持するサプリメントを飲んでいます。
Fさんは,愛犬の健康にいつも気を配っており,今日はライ君の爪の手入れのために来院されました。
“先生,サプリメントっていうのは,どのくらい持つものですか?”
院内のものを見てみると,消費期限が2年後でした。
“じゃあ,ずいぶん持つんですね。実は災害の時のために1つ予備を持っておいたほうが良いかなと思って。”とFさん。
“・・・,たぶん災害の時にサプリメント飲んでいる場合ではないかと・・・。”
“ああ・・・”と言いながら頭を掻いてるFさん。
今まで処方食の小さなサイズを,緊急食として常備されている患者さんはいましたが,サプリメントまで気を配られた方は,今後もFさんだけのような気がします。
見た目は,ちょっと強面な紳士ですが,とにかく愛犬のこととなると,いつも甘甘な Fさん。そのギャップが女性の心をくすぐるのでしょう。当院の女性陣には,もっぱら“可愛い”と評判(失礼しました)。
たいへん勉強になります。